New・Newアトラクス完成!2012/04/22

職場が変わったり天候が悪かったりと、ここ数ヶ月星から遠のいていました。2月に改造に出したアトラクスですが、ようやく戻ってきました。もとがNewアトラクスだったので、New・Newアトラクスという名称(?)になるでしょうか。

改造後、どのような配線になるのかと思っていたら、コネクター類もそのままの形で接続されるようになっっており、唯一SS2000がAGS-1sに置き換わっただけでした。さすがはK-Astecです。

コントローラーはおなじみAGS-1s

室内一通り組み立てて、ステナビやスーパースターで自動導入も無事に動くことを確認。
こうやって、金曜日の夜に胎内まで撮影に出かけました。

遠征の結果、現地では全くうまく動きませんでした。まず、まずかったのが室内でテストした際、AGS-1sとパソコンの接続をかくにんしただけで撮影条件どおりの接続をしなかったことです。現地で、まず冷却改KissDXを認識しない。あきらめて、X4を取り付けて認識。その後、AGS-1sをつなげて自動導入すると、途中で通信がプッツリ。ステナビもスーパースターもまったく同じ・・・。その都度、ケーブルを抜いたり再起動したりと、ほどほどいやになりました。ようやくPHDGuidingを動かしても風が強いせいか安定もしません。泣きたくなりました。システムを変えると、安定するまでいろいろ掛かりそうな気がしていましたが、星空の下での機器トラブルはホント悲しくなります。2時にはいやになり撤収。トホホ・・・。

さて、家に帰ってから室内ですべて同じ条件で組み立ててみました。まずは、おなじシステムでやると再現して、AGS-1sとパソコンの接続はしばらくすると切れます。この時点でいちばん怪しいと思っていたのが、USBハブ。もともとUSBハブについては、ミードのDSI-ProをUSBハブを介してつなぐと、ハブによって相性があることを知っていました。(結局
、DSI-Proについてはハブを使うとうまくいかないという結論でしたが・・・)今回、無線マウスも使いたいとおもって同時に7ポートのハブに変更したのが悪かったようです。これを今まで使っていたLoadのハブに戻したところ、ウソみたくまったく問題なくなりました。ステナビでも、まったく通信が切れることなくすいすいと動きます!2時間程度でもOKでした。
教訓「システムを変えるときは、かならず1つだけにしろ!」
これで、次回の遠征が楽しみになりました。それと、使い慣れたステナビがそのまま使えるので、ホッとしました。

これが問題の7ポートハブ。そもそも、7ポートもあるハブはいつも不調なのに、今回もやってしまいました・・・。トホホ。


以前から調子のいいLORSの4ポートハブ。USB-IO、GPUSB,KissD、AGA-1sへつながります。


ついでに、ガイド鏡を親子亀方式にしてみました。でも、ガイド星が見つからないときはどうしたらいいんでしょうね?ほとんどはみつかるんですけど、春の系外銀河だと見つからないときがあるんですよね・・・。

今度晴れたら、自宅で星を入れてテストしてみます。遠征の現地でのトラブルはもう懲り懲りですからね(笑)

ついでに、前回載せた庭のモクレン。ようやく満開になりました。例年から比べたら2週間遅いかな?