構図合わせ2011/11/20

1年ほど前に、ステラナビゲーターをVer8から9にアップしました。これで、モザイク撮影ができるようになったので満足だったので、新機能については全然ふれていませんでした。唯一使ったのが、DSS画像取得というネットを通して天文台が撮影した画像を取り込む部分。これを使うと、撮影対象のだいたいの様子がわかるのでよいのですが、非常に狭い範囲しか得られず、さらにダウンロードが異常に遅かったので、あまり実用的ではありませんでした。しかし、Ver9から簡単に画像を貼り付けられることを知りました!(目から鱗(*^_^*))
まあ、私が知らなかっただけなのかもしれませんが、こりゃあすごい機能なので紹介していまいます!
まず、超新星残骸のSh2-240(ぎょしゃ座のレムナント)。これは、あまりにも暗く、さらに満月の数倍もあるという広範囲のためにどこまで広がっているか星図上はよく分かりません。そこで、たとえばどっかのHPなんかから拝借して貼り付けると簡単に分かります。
(以前撮影した画像を貼り付けたところ)
おー、今まで苦労していた構図あわせがなんと簡単なことか!これで、はみ出すこともなく、全領域の撮影を安心してできますね。

次に、以前撮影したモザイクのかみのけ座銀河団。なんと、16枚のモザイクですが、メモをしながら撮影しなかったために、どう貼り付けたらいいのか分からなくなってしまった画像です。これも、パズルのように貼り付けてみたら、簡単。最後の2枚が南中したために、上下逆になっているのでした。
それにしても、真ん中の2枚があまりにも色が違いすぎ・・・

ということで、HPや雑誌の写真を見て撮影したいなぁと思ったら、どんどんステナビに張っていくといいかも。特に、淡くて広い範囲の星雲はピッタリです。

これをモザイク合成したのがこちら。
16枚のモザイクは無謀でした・・・あー疲れた(^_^;)